貸し付け側は回収不能な不良債権は避けたい!

不良債権とは自己破産等により支払い不能となった人や、経営が破綻した状態や企業などに対する貸付債権のことを指し、もはや貸付金の回収が望めない状態をいいます。 一般的には、元本や利息の支払いが3か月以上にわたり滞っている場合や、返済困難となって借入条件の変更を行い、金利の減免がなされたり、元本の返済を猶予されたりなど予定通りの返済がなされていない貸付債権も含まれることになるでしょう。 銀行においては銀行法の規定に基づき、リスク管理債権を公表しており、その中には破綻先債権のほか、延滞債権、3カ月以上延滞債権、貸し出し条件緩和債権の4つの区分があります。 金融機関や貸金業者は顧客との契約にあたり、お金を貸す代わりとして、一定の期日に利息を付けて返済をするという約束を行っています。 貸し付けた元金はもちろんのこと、収益源である利息の返済が約束通りなされなければ、金融機関や貸金業者にとっては損失が発生し、経営に悪影響を及ぼすことになりかねません。 経営の健全性を確保するためには自己査定基準などの方針に従って経営状態を洗い直し、それに基づいて不良債権を「償却」や「引き当て」といった財務上の処理を行い、財務の健全化を図らねばなりません。 「償却」とは回収できないと判断した不良債権を貸借対照表上から削って、損失を確定させることです。 「引き当て」とは回収不能となる危険性が高い貸付債権について、貸借対照表上の資産には残すものの、将来の回収不能に備え事前に貸倒引当金として費用を計上しておくことをいいます。

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